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仕事を楽しくするのは、社会や会社ではなく「自分自身」Z世代の経営者が目指すサスティナブルな社会を作る為の働き方とは?

  • 取締役 川神知輝(25)

CEO 川神知輝さんにインタビュー

インタビュー内容

大学卒業と同時に起業。「働き方から21世紀の幸せを追求する」というパーパスを掲げ、なぜHR事業を立ち上げようと思ったのか?組織や仲間に求めることとは…など様々な話を聞きました

生い立ち

高校3年間は地元の島根県で高校サッカーに打ち込み1年中、朝から晩までボールを追いかける生活を送っていました。それから進学を機に上京しましたが大学1年時は目標も無くただ退屈に毎日を過ごしていました。大学2年生の夏に「何か挑戦してみよう」と考え営業の長期インターンを始めました。始めた理由は「フルコミッション」に興味があったからです。省エネ機材の訪問販売で一般的にはしんどい仕事と思われがちですが、真面目に集中して取り組めば楽しいし、成果も上げられるし、何より成約後お客様から感謝されたりもするのでとても良い仕事でした。学生ということもあり勤務は週2日。フルコミッションという事もあり頑張れば頑張るだけ成果が給与に反映されました。意識高い系の学生が集まる長期インターンでは気の合う仲間も多く、お陰様で充実した大学生活を送ることが出来ました。卒業後、そのまま就職という選択肢もありましたが、次は「起業」に挑戦してみたいと思い大学卒業後は起業する事にしました

起業を目的にして事業を始められたという事ですか?

そうです….笑ビジネス書とかではよく、「起業は手段であって目的では無い」と書いてありますが僕の場合は完全に目的として始めたパターンです。その為最初に始めたライバー事務所も固定費をかけず始められる点からとりあえず初めてみました!でも起業が手段であっても目的であっても社会に必要とされる事業を立ち上げ売上げを上げて税金を納めるという仕組みは変わらないので僕はどっちでも良いと思ってます!

起業した当初と今現在で考え方が変わった点などはありますか

はい、あります1番は当たり前のことですが、会社とは自分のためでは無く他者や社会に貢献する為にあるという事です。これはインターン時代の社長に起業してから教え頂きました。また、京セラの創業者「稲盛和夫さん」の本を何冊も読んで学びました。やっぱり最初は売り上げをあげる事に必死ですし、(もちろん今もそうですが笑)ただ、以前はとにかく利益の事を最優先に考えていました。そうなると会社の雰囲気も悪くなりますし、短期的に成果は出ても最終的に大きな事を成し遂げる事は出来ないと教わりました。

逆に起業当初と考え方が変わっていない事はありますか?

はい、もちろんあります!1番は「仕事や人生を楽しくするのは自分自身」という事ですこれも当たり前のことかもしれませんが、Z世代である僕たちが生きる時代はよりこの考え方が大切だと思っています。終身雇用を前提に企業に就職し、与えられた仕事をとにかく頑張り、その企業で出世を目指す。という時代では無く、社会全体が働き方を見直し「大量生産・大量消費」の時代から個人の「個性」や「質」が問われる時代になっていると思います。

最後に今後の目標と今の課題を教えてください

はい、まず目標は…..少し長期的になるのですが45年後には日本企業の中で売上TOP300に入る企業を作ることです。業種にもよりますがめちゃくちゃ高い目標でピンポイントで言うと日清食品やローソンなどの大企業の売り上げレベルです。ただ、僕自身が起業するときに自分の限界を考えた時に建てることの出来る最大限の目標値でした。また、サスティナブルな社会を作ると言う事を自分自身に課すのであればやはりそれくらい大きな企業を作らなければ世の中を変える事は出来ないと考えこの目標に辿り着きました。課題というより必要なことでいうと….理念を共有できる仲間の採用です!「働き方から21世紀の幸せを追求する」というパーパスを掲げ社内・社外も共に「質」や「個性」を尊重し自分自身と他者に幸せを届けられる組織を作って行きたいと考えています。